ザルツブルクは9日、同日に実施した3度目のPCR検査で、MF奥川雅也を含む全選手の新型コロナウイルス陰性反応が確認されたことを発表した。

　奥川はオーストリア遠征に臨む日本代表に追加での初招集が発表されていたが、ザルツブルクが8日夜に伝えられた新型コロナウイルスの検査結果において、チーム内の6選手が陽性反応だったことが判明。代表合流が危ぶまれていた中、一転して全選手の陰性反応が確認された。

　クラブのステファン・ライターCEOは「我々は、可能な限り早急にチームにおける現在の制限(検疫またはチーム検疫)に対処し、全選手が即座に代表チームへ移動できるよう、あらゆる手段を尽くします。当局による渡航禁止措置が速やかに解除されることを期待しています」と表明している。

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