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現役引退の鳥取FWフェルナンジーニョが会見「イママデオウエンシテクレテ、アリガトウゴザイマス」

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現役を引退するガイナーレ鳥取FWフェルナンジーニョ

 2005年にG大阪のJ1リーグ初優勝に貢献し、清水、京都、大分、仙台、甲府でも活躍したガイナーレ鳥取のFWフェルナンジーニョが、11月10日に現役引退会見を行った。

 1981年1月13日生まれ、39歳のフェルナンジーニョは、04年にG大阪に加入して初来日したのを機に、数度のブラジル帰国を挟みながらプロキャリアの多くを日本でプレー。J1リーグ通算184試合出場・47得点、J2リーグ通算17試合出場・1得点、J3リーグ通算123試合出場・37得点(今季J3第26節終了時点)の記録を残し、10月22日に今季限りで引退することを発表していた。

 フェルナンジーニョは「体力やフィジカル、テクニックについてはJ1でもやれる自信がある」と語り、力の衰えが引退の理由ではないとコメント。今季、新型コロナウイルスによる活動休止期間などに「いろいろなことを考えさせられる中で、神様からのメッセージもあり、人々を助けるという第2の人生を歩むべきだと強く感じた」といい、母国ブラジルを中心に、薬物やアルコールの依存症に苦しむ人々の支援や、子どもたちにサッカーを通じて敬意の大切さを教える活動などを進めていくために、このタイミングでの引退を決意したと明かした。

 自身過去最長の計6シーズン在籍している鳥取での思い出の試合には、15年のJ3最終節、ホームでの山口戦を挙げた。鳥取はこの年、クラブの財政問題でJ2ライセンスを取得できずに昇格の可能性がなく、優勝とJ2自動昇格が懸かる山口に意地を見せたい一戦だった。

 鳥取は1-0とリードして迎えた後半開始直後に退場者を出して数的不利となり、後半17分には同点ゴールを奪われた。だが同27分、縦パスに反応したフェルナンジーニョが、巧みにブロックしながら相手DFと入れ替わり、飛び出してきたGKの頭上を破るループシュートで2点目。試合は終了直前に同点ゴールを奪われて2-2で引き分け、山口に優勝とJ2昇格を決められる悔しい幕切れとなったものの、見事な身のこなしと技術で決めた一撃を「キャリアの中でもベストゴール」と振り返った。
 
 会見には通訳が同席し、ポルトガル語で応答したが、冒頭のコメントを話し終えた後に「イジョウデス(以上です)」と言ったように、勉強と長年の生活を経て、日本語は『ペラペラ』レベルで話すことができる。それでも「ファン・サポーターに日本語でメッセージを」という報道陣のリクエストには「鳥取だけでなく、これまで在籍してきた、すべてのクラブのサポーターに感謝の気持ちを伝えたいので、日本語では難しい…」と最初は言いよどんだ。

 それでも「ひと言だけでも」というリクエストに答え、「ミナサン、イママデオウエンシテクレテ、アリガトウゴザイマス(皆さん、いままで応援してくれて、ありがとうございます)」とメッセージ。しっかり思いを伝え、笑顔を浮かべた。

 なお鳥取は会見直後から、引退記念Tシャツの受注販売を始めている(詳細はクラブ公式HPにて)。プレー写真や日本で在籍した7クラブのエンブレムがデザインされ、11月29日(日)23時59分まで受け付けており、制作費を除いた売り上げはフェルナンジーニョに贈呈される。

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