柏レイソルは10日、新たにトップチーム選手1人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。同選手は今月3日に予定されておりながら試合中止となった仙台戦の遠征に参加。4日以降は自主隔離を続けていたが、10日に喉の痛みを覚えてPCR検査を受けていた。同日夜には38.5度の発熱が見られたという。

　新たに陽性反応が確認された選手は今月2日までチーム活動に参加。3日に遠征先の仙台からバスで柏に移動していた。これまでの発表によると、移動バスに同乗していた感染者は8人目となった。なお、この日新たに陽性が確認された選手は今月3日、5日に行われたPCR検査では陰性だった。

　柏では今月6日までの間、選手4人とネルシーニョ監督を含むトップチームスタッフ11人の計15人が陽性判定を受けており、保健所からクラスターと認定されていた。これでチーム関係者の陽性者は16人目となった。

　なお、6日までの間に陽性判定された15人に大きな容体の変化はないという。

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