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「いないときより、いるときの方がいい」…メッシへの信頼語ったクーマン

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バルセロナFWリオネル・メッシロナルド・クーマン監督

 バルセロナロナルド・クーマン監督は、今夏退団の可能性があったFWリオネル・メッシがいるときの方が「良いチーム」と話している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 バルセロナとの契約を2021年6月まで残すメッシは今年8月25日、クラブに退団の意思を伝える正式な文書を送付。法廷闘争も考えられる事態に発展する中、愛するクラブとの泥沼の争いを望まないメッシが自らの意思に反し、9月4日にスペイン『Goal.com』の独占インタビューで残留を表明した。

「メッシはクラブとの問題を抱えながらも、試合に勝利し、最高の存在となり、最高であり続けることを望む姿勢を見せてくれた」

 地元紙『レスポルティウ』や『スポルト』にそう話したクーマン監督は、続けて「メッシがいないときよりも、メッシがいるときの方がバルセロナは良いチームだったし、これからもそうだろう」とエースへの信頼を語っている。

「いくつかの試合では不運に見舞われ、いつもどおりのパフォーマンスを出せていなかった。だがシーズンが終わる頃までには、いつものようにゴールを量産してくれていると確信している」

 また、就任当初、クラブに対して不満を持つメッシと話し合いの場を持っており、その内容も明かしている。

「彼には、私に変えられるのはサッカーだけだと伝えたよ。システムや彼のポジション、チームにおける彼の重要性などをね。だが、彼とクラブとの問題は、私には変えられないことだった」

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