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元アルゼンチン代表MFガゴが34歳で現役引退…過去にはレアル、ローマなどでプレー

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 ベレス・サルスフィエルド所属、元アルゼンチン代表MFフェルナンド・ガゴが、今季限りで引退することとなった。

 往年の名GK、チーム幹部のパブロ・カバジェロ氏は「我々はフェルナンドを失うことになる。これはすでに決定したこと。彼は12月までこのチームに籍を置くが、ピッチから去る」と明言。アルゼンチン版『MARCA』や『ESPN』、『TyC Sports』なども引退を大きく伝えている。記事によるとすでに引退の意向を同僚へ伝えており、本人からその言葉が近日中にも明かされるとのこと。

 1986年生まれ、現在34歳のガゴはボカ・ジュニオルスの下部組織育ち。セントラルMFとして評価を高め“レドンドの後継者”とも呼ばれた。2007年1月には同胞ゴンサロ・イグアインとともに若くしてレアル・マドリーに加わり、その後ローマ、バレンシア、ベレスを経て2013年から古巣ボカに復帰。

 だが近年はアキレス腱の断裂など幾度も大ケガに悩まされ、2019年春には治療に専念するためボカとの契約を解消。2019年夏からベレスと契約を結ぶも、その後も負傷での離脱が続いていた。アルゼンチン代表としては2007年~2017年までで61キャップを刻み、2008年の北京五輪ではリオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロらとともに優勝メンバーに名を連ねた。

 今月8日に行われたヒムナシア戦では途中出場でピッチに立ったガゴだったが、負傷続きだった34歳のベテランはスパイクを脱ぐ決意をした模様だ。
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