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バルセロナ、選手との年俸カット交渉が合意に至らず…コロナ禍で237億円分の給与調整が必要

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 バルセロナは、長期間にわたって続けていた選手との給与カットに関する交渉が合意できなかったようだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、財政難に陥るバルセロナ。2020-21シーズンは3億ユーロ(約372億円)以上の収入減が予想され、負債総額は7億ポンド(約952億円)以上とも伝えられている。深刻な危機に陥る中、上層部は1億9100万ユーロ(約237億円)分の給与調整を必要としているという。

 しかし、バルセロナ側と選手の代表者及び労働者グループとの交渉は、合意に至らないまま11日に終了したようだ。クラブは公式声明で「11月11日、数日間にわたって会議を重ね、あらゆる手段を尽くした結果、関係者は確固たる合意なく交渉を終了した」と発表している。

 また「金額的には2020-21シーズンだけで3億ユーロの収入減に直面しており、1億9100万ユーロ分の給与調整が必要である。すべての当事者は、提案が受け入れ可能かどうかを熟考し、11月23日までの期間が与えられている」と明かした。

 なお報道によると、バルセロナ側はリオネル・メッシを含む高額年俸を受け取る選手へ30%のペイカットを提案したという。今夏にはルイス・スアレスやイバン・ラキティッチ、アルトゥーロ・ビダルといったベテラン選手を放出したものの、依然として苦しい状況が続いているようだ。

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