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香川真司の評価額は?移籍市場閉幕から1カ月、独サイトの無所属選手の市場価値が更新

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 ドイツ移籍市場専門サイト『transfermarkt.de』は、現在無所属となっている選手たちの市場価値データを更新。MF香川真司もその対象となった。

 パフォーマンスや将来性、市場効果やユーザーの意見などを考慮しながら、定期的に各国でプレーする選手たちの市場価値を評価する『transfermarkt.de』。欧州主要リーグの今夏のマーケットが閉幕を迎えた約1カ月後に、フリーの状況が続く数百名というプレーヤーたちの評価額に着手した。

 もちろん、クラブに所属していない故にほとんどのケースでは市場価値の低下が必然的。年齢のほか無所属期間、過去の実績や負傷歴、さらにイメージ的な部分も評価に影響したようだ。例えば、“最も高価な無所属選手のランキング”において、600万ユーロ(約7億4000万円)で首位につけるのは先月末にサウジアラビアのアル・ナスルから退団したばかりの現在28歳のナイジェリア代表FWアーメド・ムサで、彼は今回の更新では市場価値が低下していない。

 一方、2位タイの元イングランド代表FWダニエル・スタリッジ(31)は今年3月にトルコのトラブゾンスポルを去ってから新天地が決まらず、1月には1100万ユーロとされた市場価値は現在400万ユーロ(約5億円)に。評価額が650万ユーロだった先月インテルから退団した元ガーナ代表MFのクワドォー・アサモア(31)や、480万ユーロだったウェスト・ハムを退団した元イングランド代表MFジャック・ウィルシャー(28)と並んでいる。

 元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(31)が350万ユーロ(約4億3000万円)と、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(30)らが300万ユーロ(約3億7000万円)とそれぞれの市場価値が5割近く下げられながら上位に食い込むこのランキング。19位タイには、香川の名前も入った。移籍市場閉幕の直前にラ・リーガ2部レアル・サラゴサとの契約解消で合意した31歳の同選手は、今回の更新で4月までの240万ユーロから40万ユーロ減の200万ユーロ(約2億5000万円)となった。

 無所属のため当然移籍金は発生せず、これら市場価値はあくまで評価額。ただ、最近のプレーを確認できないクラブ側は交渉に入る際、契約金や年俸の基準としてこういったデータも参考にするかもしれない。
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