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元スペイン代表&ビジャレアルFWのパナマ指揮官「久保を知らない人はいない」

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パナマ代表のトーマス・クリスチャンセン監督

 パナマ代表のトーマス・クリスチャンセン監督が12日、翌日に控える日本代表との国際親善試合に向けてオンライン会見を行い、「パナマにスター選手はいないが、できるだけコンペティティブな試合を展開したい。親善試合なので今後のパフォーマンスの強化に役立てていきたい」と意気込みを語った。

 パナマ代表はFIFAランキング77位。2018年のロシア大会でW杯に初出場するなど近年着実に力をつけてきており、日本代表のメンバー発表会見では反町康治技術委員長が「W杯常連のコスタリカと試合をして両方1-0で勝っている。監督もスペイン代表にもなった人が監督をしているくらいで、ここ最近頭角を表している。われわれにとって好敵手だと感じている」と述べていた。

 デンマーク出身のクリスチャンセン監督は現役時代、バルセロナにも所属し、母親の母国であるスペイン代表の招集歴を持つ47歳。日本と対戦するにあたり、10月に開催されたカメルーン戦、コートジボワール戦をスカウティングしたという。

 指揮官は日本代表について「ダイナミズムに溢れたチームで、ヨーロッパの主要リーグで多くの経験を積んだチームがいる。インテンシティーが高く、攻守のトランジションは非常に優れている。プレッシングに関しては練習されて形が仕上がっている。いま申し上げた部分が私たちにとってやりづらくなると思う」と警戒した。

 またクリスチャンセン監督はビジャレアルにも所属した経験があり、報道陣からはMF久保建英(ビジャレアル)に関する質問も上がった。

「久保を知らない人はすでにいない。若くて非常に将来性がある」と目を細めた指揮官は「ストップするのではなく徐々に止まることなくさまざまな点で成長していかないといけない。ビジャレアルというクラブはよく知っているが、会長やクラブの運営も非常に素晴らしいクラブ。間違いなく少しずつ成長していける。非常にいいチームを選んだ」と太鼓判を押した。

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