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首位川崎FはV王手お預け、最短優勝は21日大分戦以降に…7人欠場の鹿島はコロナに負けず

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鹿島vs川崎Fはドロー

[11.14 J1第27節 鹿島1-1川崎F カシマ]

 首位川崎フロンターレはJ1第27節で鹿島アントラーズと対戦し、1-1で引き分けた。2位G大阪が敗れ、川崎Fは勝利すればV王手となったが、18日横浜FM戦での優勝決定は消滅。優勝は最短でも21日のアウェー大分戦以降に持ち越しとなった。

 鹿島はDF永戸勝也が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたが、濃厚接触者と判断されたDF杉岡大暉、MF荒木遼太郎、DF町田浩樹、DF関川郁万、GK山田大樹、DF常本佳吾(明治大/特別指定選手)を加えた計7選手を欠いて予定通りに試合は開催された。

 前半5分、川崎FはFW家長昭博のパスで走り込んだMF脇坂泰斗が右ポスト直撃のシュート。すると前半18分、MFファン・アラーノのバックパスが渡った脇坂がドリブルで中央を持ち上がると、周りを見ながらシュートを選択。右足グラウンダーで流し込み、先手を取った。

 鹿島は前半22分、右後方からDF犬飼智也が浮き球を供給し、FW上田綺世が打点の高いヘディングシュートを放ったが、これはGKチョン・ソンリョンのビッグセーブに阻まれた。川崎Fは後半13分にチャンスを迎え、FWレアンドロ・ダミアンのクロスをGK沖悠哉が弾くと、こぼれ球にMF中村憲剛が詰めたが、惜しくも左ポストを叩いた。

 一進一退の展開が続いたが、次の一点を奪ったのは鹿島だった。後半30分、右サイド深い位置でDF広瀬陸斗がMF遠藤康とのパス交換からクロスを入れると、ファーサイドのFWエヴェラウドが強烈ヘッド。これはGKチョン・ソンリョンが弾いたが、こぼれ球を自ら蹴り込んだ。鹿島は後半アディショナルタイムにMF三竿健斗が退場したが、1-1のまま試合を終えた。

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