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最高の褒め言葉? スペイン紙「岡崎慎司はスペイン語を話せないし、英語も流暢ではないが…」

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FW岡崎慎司が20日の第10節オサスナ戦で復帰か

 負傷離脱中のFW岡崎慎司ウエスカの救世主になる存在として、大きな期待を受けているようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 岡崎は昨年夏にウエスカへ加入し、リーグ戦でチームトップの12得点を記録。スペイン2部優勝と1部昇格の立役者となった。今季もミチェル監督の下、開幕から5試合連続でスタメン起用されていたが、10月3日に行われたラ・リーガ第5節エルチェ戦(△0-0)の前半40分に負傷交代。クラブから左足大腿二頭筋の負傷と発表され、同月の日本代表のオランダ遠征を辞退した。

 ウエスカは第5節まで4分1敗と勝ちがなく、岡崎が負傷離脱した第6節以降の4試合も2連敗を含む2分2敗。リーガ唯一の未勝利で最下位に低迷している。

 同紙によると、岡崎は国際Aマッチデー明けの20日に開催される第10節オサスナ戦での復帰が見込まれているという。「日本人ストライカーは1か月以上前から負傷しているが、オサスナ戦で出番がありそうだ。監督は自身の計画のキープレイヤーを取り戻すことになる」とレポートし、その重要性を強調した。

「岡崎慎司はスペイン語を話せないし、英語も流暢ではないが、サッカーの言語には堪能で、ミチェルのウエスカが何を求めているのかを完璧に理解している」

「ここ4試合は日本人選手の不在が目立ち、ウエスカは最下位まで順位を落としている。彼の貪欲さとゴールはアスルグラナ(ウエスカの愛称)を1部へと導き、彼の疲れ知らずの仕事はチームをラ・リーガに残留させようとしている」

 今季はまだゴールがない岡崎だが、同紙は「彼の経験は鍵となる」と言及し、「ミチェルは今季初勝利のため、サダール(オサスナの本拠地)で彼をスタメン起用できるように回復させたいと考えている」と、次節の戦列復帰に期待を寄せた。

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