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日本に敗れたパナマのメディア「悪役がいた」

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GKルイス・メヒアの一発退場で数的不利となったパナマ

 日本代表は13日、オーストリアのグラーツでパナマ代表と国際親善試合を行い、1-0の勝利を収めた。パナマ版『ESPN』が「日本は悪役のGKルイス・メヒアがいたパナマを破った」と題し、同試合をレポートしている。

 前半をスコアレスで折り返した日本は、後半15分にMF久保建英のスルーパスに走り込んだMF南野拓実がPA内でGKメヒアに倒され、PKを獲得。同16分に南野が自らPKを決め、先制に成功した。

 後半32分にはカウンターから自陣のMF鎌田大地が裏へボールを送り、FW浅野拓磨がスピードに乗って抜け出すと、飛び出したメヒアのチャージを受けて転倒。メヒアは一発退場となった。パナマは同36分にMFアブディエル・アヤルサを下げ、GKオルランド・モスケラを緊急投入。しかし、最後まで追いつくことはできず、日本に0-1で敗れた。

 同メディアは“戦犯”となったGKメヒアについて「パナマの悪役になった。まず敗戦につながるPK献上を犯し、その後レッドカードを受けた」と言及。チーム事情で交代となったアヤルサには「代役GKのオルランド・モスケラがピッチに入るため、犠牲になった人物だった」と同情を示している。

 また、試合全体に関しては「パナマは日本よりもファウル数が少なく、日本の24回に対して14回だった。イエローカードは互いに2枚ずつで、退場はロス・カナレロス(パナマ代表の愛称で騎士の意)だけだった」とし、「シュート数では、日本が18本でパナマの12本を上回った」と伝えた。

 パナマは16日にアメリカ、日本は17日にメキシコと国際親善試合で対戦する。

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