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選考委員「さすがバレンシアでプレーした男」J2月間MVPは“覚醒”の山形FW! 石丸監督とのダブル受賞に

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J2月間MVPを受賞した山形FWヴィニシウス・アラウージョ

 Jリーグは13日、10月度の『2020明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP』と『月間優秀監督賞』を発表し、J2からはモンテディオ山形のFWヴィニシウス・アラウージョ石丸清隆監督が選出された。

 石丸監督率いる山形は、10月6日にエースのFW山岸祐也が福岡に完全移籍することを発表。山岸が欠場した同4日の第24節こそ黒星を喫したが、エース流出直後の第25節から第29節にかけて4勝1分の好成績を収めた。10月のリーグ戦は4勝1分1敗。相手に守備を固められても、複数選手が連動したコンビネーションでゴールをこじ開け、いずれもJ2月間最多となる勝ち点13と14得点を記録した。

 今季加入のV・アラウージョは、この期間に3戦連発を含む計5ゴールと量産。過去にバレンシアなどスペインの複数クラブに所属したブラジル人FWは9月まで1ゴールにとどまっていたが、10月に入って見事に覚醒した。多彩な得点パターンだけでなく、味方を生かすプレーも光っている。

 選考委員の播戸竜二氏は「10月の4勝1分1敗の立役者。5ゴールでチームを勝利に導く!さすがスペイン・バレンシアでプレーした男。クラシックなタイプのストライカー!」と、同じFWとして称賛した。

 V・アラウージョはJリーグ公式サイトを通じて「みなさんの支えがなければこの受賞はできなかったと思います。 それからいつもスタンドから大きな声援を送っていただき、Instagramでもたくさんのメッセージをくださるファン・サポーターのみなさまにも感謝申し上げます」とコメントしている。

 石丸監督も「連戦の続く中でも、支えていただいているファン・サポーター、スポンサーの皆様のご声援を背に選手・スタッフ・フロントが一丸になることでいただいた賞だと思います」と強調し、「これからもモンテディオ山形が地域の皆様に明るいニュースをお届け出来るよう一試合、一試合、準備から全力で取り組んでまいります」と述べた。

 なお、今季終了後に選出される『2020Jリーグ優秀監督賞(J1・J2・J3)』は、『月間優秀監督賞』の選考結果を参考に選出されることになっている。

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