元リバプールのジェイミー・キャラガー氏は、条件付きで古巣がプレミアリーグの本命であると主張した。

　今シーズンのプレミアリーグ第8節を終えて3位のリバプール。アストン・ビラに7失点の大敗を喫するも、連覇に向けてまずまずのスタートを切った同クラブだが、現在多くの負傷者に見舞われる。フィルヒル・ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ファビーニョ、トレント・アレクサンダー・アーノルドと軒並み守備陣の主力が離脱し、起用できるファーストチームのセンターバックはジョエル・マティプのみと苦しい状況だ。

　特にファン・ダイクとゴメスは長期離脱が濃厚で、来年1月の移籍市場ではセンターバックの補強が急務と考えられている。RBライプツィヒのダヨ・ウパメカノやナポリのカリドゥ・クリバリらの名前が浮上する中、現役時代にはセンターバックとしてアンフィールドでプレーしたキャラガー氏は『Punching TV』で古巣が連覇を目指すには補強が必要であると強調した。

「リバプールがセンターバック、良い選手を1月に獲得できればいけると思う。センターバックの負傷者問題に悩まされていて、1月に補強できれば、リバプールは依然として私の中で本命だ。しかし、現状では、ファン・ダイクや他の選手の離脱により、彼らとマンチェスター・シティで50-50だ」

　さらに、同氏は「リバプールとマンチェスター・シティと他のクラブとの間に過去数年間のような大きな差があるとは思えない」と今シーズンは過密日程も重なることからプレミアリーグの優勝争いが混戦になることを予想した。

　リバプールは、インターナショナルブレイク明けの22日に現在首位を走り、優勝争いのダークホースとも目されるレスター・シティと対戦する。

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