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緊急出場のMF増山朝陽が決勝弾!! 昇格争う福岡、山口に完封勝利で徳島追走

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[11.15 J2リーグ第34節 山口0-1福岡 みらスタ]

 J2リーグは15日、第34節を開催し、維新みらいふスタジアムでは最下位のレノファ山口FCと昇格争いを演じる2位のアビスパ福岡が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半29分にMF増山朝陽の得点で先制した福岡が1-0の完封勝利を収めた。

 ここ6戦未勝利(1分5敗)の山口は11月11日の前節・町田戦(●0-1)から先発2人を入れ替え、FW小松蓮、DF安在和樹らを先発起用。一方、ここ4戦、黒星、白星、黒星、白星と思うように勝ち点を積み重ねられない福岡は前節・琉球戦(○3-1)から先発6人を入れ替え、FWフアンマ・デルガド、MF福満隆貴、MF前寛之、DFドウグラス・グローリ、DF桑原海人、DFエミル・サロモンソンらがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 ともに相手守備に対応されて、なかなか好機を生み出せずに試合は進む。前半32分には福岡をアクシデントが襲い、負傷したMF石津大介がプレー続行不可能と判断されて増山との交代を余儀なくされた。

 0-0のまま後半を迎えると、徐々に福岡が圧力を強め始める。後半11分には左サイドの福満の折り返しをFW山岸祐也が左足ダイレクト、同15分にはサロモンソンのCKから福満がヘディングで狙うが、ともに枠を捉え切ることができず。同20分には山口がゴールを脅かしたものの、MF池上丈二のラストパスから放ったFW浮田健誠のシュートは好反応を見せたGK村上昌謙に右足1本で阻まれてしまった。

 後半23分には両ベンチが動き、山口はFW村田和哉、福岡はFW木戸皓貴とMF松本泰志を投入。さらに山口は同26分にFW高井和馬をピッチへと送り込んで状況を打開しようと試みる。

 すると、後半29分に福岡が試合を動かす。サロモンソンが蹴り出したCKがGK山田元気のキャッチミスを誘うと、こぼれ球を増山がシュート。一度は山田に阻まれながらも、再びこぼれたボールを増山が左足で蹴り込んでスコアを1-0とした。

 その後、福岡に追加点こそ生まれなかったものの、山口の反撃を許さずに逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。

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