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「守備的MFは注目されづらい」遠藤航が明かした“マウスピース”の意味

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赤と青2種類のマウスピースを装着するMF遠藤航(シュツットガルト)

 13日の日本代表対パナマ戦の後半からピッチに立つや、前半の膠着した流れを一掃するなどして1-0の勝利に貢献したMF遠藤航(シュツットガルト)が、パナマ戦から装着したマウスピースについて言及した。

「しっかり歯を守るということと、デュエルが強いというイメージが浸透しつつあるので、見栄え的にファイターらしく見えるかなというのもある」

 このように意図を説明した遠藤だが、その裏には「守備的MFは注目されづらいから」という思いもあるという。

「僕のようなあまり目立ったタイプじゃない選手たちが注目されるのはどうしたらいいか。マウスピースをつけて守備的MFという選手が注目されるようになっていけば僕もうれしいし、ファンの方のサッカーの見方も少し変わってくれればなという思いもある」。

 ブンデス1部でプレーし始めた今季から急に「デュエル」の強さがクローズアップされるようになった遠藤だが、実際には浦和レッズに所属していた時代から、データ分析会社による1対1の勝率は7割以上という数字が出ていた。ただし、Jリーグの公式発表ではないため、数字が広く知られることはなかった。

「ブンデス1部でプレーし始めてからこういうデータが出ると知ったし、これはJリーグでも出たらいいなと思った。データが出ることによって、守備的MFが注目されることもあると思う」と“提言”した遠藤。次のメキシコ戦でもマウスピースをつけてファイトし、勝利に貢献することで守備的MFとしての存在感を高めていくつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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