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元アルゼンチン代表マスチェラーノが現役引退「キャリアを終えるときが来た」

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元アルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノが現役引退を表明

 元アルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノ(36)が現役引退を表明した。現在所属するエストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ(アルゼンチン)が発表している。

 アルゼンチンのリーベル・プレートやブラジルのコリンチャンスでプレーした後、ウエスト・ハム加入から欧州に渡る。2007年からはリバプールで活躍を残し、バルセロナには10年から8年間在籍を続けた。その後は中国で1シーズンを過ごすと、母国に帰り、エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタに加入していた。

 アルゼンチン代表では存在感を発揮し続け、04年のアテネ・オリンピックで優勝。08年の北京オリンピックではオーバーエイジ枠で出場し、2大会連続の金メダル獲得を成し遂げた。A代表ではキャプテンマークを巻き、17年の代表引退までリーダーシップでチームを牽引し続けた。

 マスチェラーノはクラブ公式サイトを通じ、「ここ数か月の間に考え続けたが、キャリアを終えるときが来た」と語っている。

「ずっと考えてきたが、今キャリアを終えることが最も正しいことだ」

「私は100%の状態でこの職業を生き抜いた。最善を尽くしたと思っている。アルゼンチンに帰る決断を信じてくれたクラブや仲間、そしてこの仕事への信頼を失いたくなかった」

「クラブの状況や結果とは関係なく、最後に感じていた感覚は、サッカー選手であるという幻想が薄れているということだ。これはパンデミック後に元に戻るだろうと思っていたんだが、そんなことはなかった。すべての人に敬意を表しながら、このサッカー人生を終えたいと思う」

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