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史上初のオンライン抽選。青森山田vs広島皆実、東福岡vs神奈川代表など選手権組み合わせ決定!

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(写真協力=高校サッカー年鑑)

 16日、都内で第99回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が行われた。未定の神奈川県代表、熊本県代表を除く出場46校の代表選手が、地元テレビ局からリモート参加。史上初のオンライン抽選で1、2回戦の組み合わせが決まった。選手宣誓は、前橋商高(群馬)のMF石倉潤征主将(3年)が担当する。

 前回大会準優勝校で、U-19日本代表候補CB藤原優大主将(3年、浦和内定)やU-17日本代表MF松木玖生(2年)、大型左SBタビナス・ポール・ビスマルク(3年、岩手内定)らを擁して2年ぶりの優勝を狙う青森山田高(青森)は、2回戦で広島皆実高(広島)と激突。ともに優勝歴を持つ2校が初戦で対戦する。

 前回大会3位の帝京長岡高(新潟)と湘南内定MF平岡大陽(3年)を擁する大阪王者・履正社高との2回戦も好カード。15年度の優勝校・東福岡高(福岡)は未定の神奈川県代表と初戦を戦う。神奈川決勝のカードは昨年度のインターハイ王者・桐光学園高と桐蔭学園高の名門対決。どちらが勝ち上がってきても、1回戦屈指の好カードとなりそうだ。

 ともに鹿島内定のMF須藤直輝主将(3年)とMF小川優介(3年)、新潟内定のFW小見洋太(3年)、福島内定のMF柴圭汰(3年)とJクラブ内定4選手中心の昌平高(埼玉)は1回戦で高川学園高(山口)と戦うことが決まった。

 昨年度の優勝校・静岡学園高を破るなど4年ぶりに静岡代表となった第1シード・藤枝明誠高は、2回戦で39年ぶり出場の新田高(愛媛)と対戦。激戦区・千葉を制し、6度目の全国制覇を狙う市立船橋高佐賀東高(佐賀)と1回戦を戦う。

 FW西野太陽(3年、徳島内定)、FW木原励(2年)の超強力2トップに注目の京都橘高(京都)は松本国際高(長野)と初戦。U-17日本代表FW福田師王(1年)とU-16日本代表MF大迫塁(1年)の2人のスーパールーキーに熱視線が集まる神村学園高(鹿児島)は、16年ぶり出場の伝統校・前橋商と対戦する。

 前回大会3位の矢板中央高(栃木)は前回8強の徳島市立高(徳島)と初戦。今治内定MF松井治輝(3年)の神戸弘陵高(兵庫)は遠野高(岩手)と初戦で戦うことが決まった。

 11月21日に熊本県予選決勝(ルーテル学院高vs熊本国府高)、11月28日に神奈川県予選決勝(桐光学園高vs桐蔭学園高)が行われ、出場全48代表校が出揃う予定。今年度の全国大会は新型コロナウイルスの影響感染予防対策をとりながら、短縮日程で開催される。全国大会は12月31日に開幕。決勝は来年1月11日に埼玉スタジアム2002で行われる。

1、2回戦の組み合わせは以下の通り
【1回戦】(12月31日)
山梨学院高 vs 米子北高
鹿島学園高 vs 海星高
松本国際高 vs 京都橘高
昌平高 vs 高川学園高
市立船橋高 vs 佐賀東高
明桜高 vs 那覇西高
関東一高 vs 山辺高
遠野高 vs 神戸弘陵高
星稜高 vs 作陽高
神奈川県代表 vs 東福岡高
日大山形高 vs 近江高
前橋商高 vs 神村学園高
丸岡高 vs ルーテル学院高
※11月21日に熊本決勝が行われ、ルーテル学院が勝利
札幌大谷高 vs 大手前高松高
帝京大可児高 vs 初芝橋本高
東海学園高 vs 明徳義塾高

【2回戦】(21年1月2日)
藤枝明誠高 vs 新田高
(山梨学院高vs米子北高の勝者)vs(鹿島学園高vs海星高の勝者)
(松本国際高vs京都橘高の勝者)vs(昌平高vs高川学園高の勝者)
学法石川高 vs 創成館高
仙台育英高 vs 宮崎日大高
(市立船橋高vs佐賀東高の勝者)vs(明桜高vs那覇西高の勝者)
(関東一高vs山辺高の勝者)vs(遠野高vs神戸弘陵高の勝者)
履正社高 vs 帝京長岡高
矢板中央高 vs 徳島市立高
(星稜高vs作陽高の勝者)vs(神奈川県代表vs東福岡高の勝者)
(日大山形高vs近江高の勝者)vs(前橋商高vs神村学園高の勝者)
富山一高 vs 日本文理大附高
堀越高 vs 大社高
(丸岡高vsルーテル学院高の勝者)vs(札幌大谷高vs大手前高松高の勝者)
(帝京大可児高vs初芝橋本高の勝者)vs(東海学園高vs明徳義塾高の勝者)
広島皆実高 vs 青森山田高
 

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