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【F1試合結果&順位】昇格組同士による昨季F2天王山は2-2のドロー。難病&ケガから復帰のピレス・イゴールが町田のクリーンシートに貢献!

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 11月13日と15日にFリーグ2020-2021 ディビジョン1の試合が各会場で5試合行われた。

※今シーズンから前半・後半の表記は前半=第1ピリオド、後半=第2ピリオドがFリーグで使用する正式表記となります。

1人少ない状況でもイゴールが守り抜く

 13日に横浜武道館で行われたY.S.C.C.横浜 vs ボルクバレット北九州は昨シーズンのF2チャンピオン vs 昨シーズンF2の2位チームによる昇格組同士の戦いになった。ホームの横浜は開始3分に先制点を許してしまい、1点ビハインドのまま第1ピリオドが終了。そして迎えた第2ピリオド22分、U-19日本代表候補の黒田智暉がコーナーキックのボールに合わせ、左足を振り抜いて同点弾を決める。

 そして26分に荒川勇気のゴールが決まり横浜が逆転に成功したが、残り7分にカウンターから失点を許してしまい2-2の同点に。その後、互いに勝ち越し点を奪おうと一進一退の攻防を繰り広げるがスコアは動かず勝ち点1を分け合う結果になった。

 15日、町田市立総合体育館でペスカドーラ町田 vs バルドラール浦安が行われた。このカードは1週間前にもバルドラール浦安アリーナで開催され、そのときは町田が5-2で勝利していた。1週間後の再戦になった町田のメンバーには、ケガをしていたクレパウジ・ヴィニシウスが復帰。そして、今年1月に10万人に1人と言われる難病「ギラン・バレー症候群」を患い、回復したものの開幕直前に練習で右足第二中足骨の骨折をしていたピレス・イゴールが昨年12月以来11カ月ぶりのベンチ入りを果たした。

 その試合、1点目が決まったのは第1ピリオド残り1分49秒だった。中村充が右サイドのハーフウェーライン付近でボールをカットすると前線へ走りカウンター。逆サイドを走ってきた室田祐希へボールを渡し、プレスにくる相手選手をかわしニアへと決めた。

 1点リードで第2ピリオドを迎えた町田だが、28分にアクシデントが起きる。GKの藤原幸紀がエリアから飛び出し相手の攻撃を阻止した際にボールが手に当たったと判定されて一発退場。急遽イゴールがゴールマウスを守ることになった。さらには1人少ない状況。それでも難病とケガを克服し、久しぶりにピッチに立っているとは思えないほどのパフォーマンスで2分間を耐え凌ぎ町田に選手の補充が許される。

 その後もイゴールを中心にゴールを守り、32分に毛利元亮が貴重な追加点をあげて点差は2に。終盤にパワープレーを仕掛けられるが、その猛攻もシャットアウトし、2-0で試合終了。イゴールの活躍もあり町田が3連勝を飾った。

今週の試合結果は以下のとおり

■試合結果
Y.S.C.C.横浜 2-2 ボルクバレット北九州
フウガドールすみだ 7-5 バルドラール浦安

エスポラーダ北海道 4-5 バサジィ大分
ペスカドーラ町田 2-0 バルドラール浦安
ボアルース長野 2-4 立川・府中アスレティックFC

■順位表

※SAL編集部作成

■次週試合日程
11月21日(土)
立川・府中アスレティックFC 15:00 ペスカドーラ町田
11月22日(日)
ボアルース長野 12:00 湘南ベルマーレ
バルドラール浦安 14:00 ボルクバレット北九州
名古屋オーシャンズ 16:00 フウガドールすみだ

※ABEMA 11月の放送予定はこちら

(記事提供:SAL)

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