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リバプール負傷の連鎖止まらず…代表戦でヘンダーソンもケガか。離脱者は9人に

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 リバプール選手の負傷の連鎖が止まらない。

 15日に行われたUEFAネーションズリーグで、ベルギー代表と対戦したイングランド代表。敵地に乗り込んでの一戦だったが、10分に先制点を許すと、23分にはドリース・メルテンスに見事な直接FKを叩き込まれる。その後反撃できず、0-2で敗れた。

 さらにこの試合では、38分にベン・チルウェルが負傷。そして先発出場していたジョーダン・ヘンダーソンも前半のみのプレーで交代となっている。

 試合後、ガレス・サウスゲイト監督はヘンダーソンの状態について「ジョーダンはハーフタイムに少し張りがあって、続けられないと感じていた。状態を評価しなければならないだろう」と、コンディションの問題で交代させたことを明かしている。

 仮にヘンダーソンが負傷したとなれば、所属クラブであるリバプールにとって大きな打撃となる。今季のヘンダーソンはプレシーズンのほとんどを欠場していたため、ユルゲン・クロップ監督は主将のプレー時間を管理し、先月のチャンピオンズリーグ・アヤックス戦でも大事を取って前半のみで交代させるなど、仕事量を制限していた。そんな中で代表戦の最中に負傷したとなれば、リヴァプールにとっては非常事態となる。

 リバプールでは現在負傷者が相次いでおり、フィルジル・ファン・ダイクとジョー・ゴメスは今シーズンの大部分を欠場することが濃厚。さらにトレント・アレクサンダー・アーノルド、アンドリュー・ロバートソンもケガを抱えており、DFラインのレギュラー全員が離脱を強いられている。

 さらにファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ、アレックス・オックスレイド・チェンバレンも負傷中で、先日にはモハメド・サラーの新型コロナウイルス感染が発覚。この離脱者リストにヘンダーソンも加わる可能性があるなど、リバプールの負の連鎖が止まらない状況となっている。

 代表ウィーク明けの21日には、プレミアリーグ第9節で首位レスターと激突するリバプール。クロップ監督にとって、頼れる主将のコンディションは大きな気がかりとなりそうだ。

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