beacon

3枚だろうが4枚だろうが…鈴木武蔵「僕の特長は変わらない」、メキシコ戦で「勝利につながるゴール」を

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表FW鈴木武蔵

 パナマ戦での出番はなかった。だからこそ、17日(日本時間18日)に行われるメキシコ代表戦で出場機会を与えられる可能性は高い。日本代表FW鈴木武蔵はゴールという結果を残すために調整を進めている。

 13日に行われたパナマ戦は前半をスコアレスで折り返しながらも、後半に入って流れを引き寄せると、同16分にFW南野拓実がPKを沈めて先制。その後、追加点こそ生まれなかったものの、逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。90分間をベンチから見守った鈴木は、「後半は相手の強度が落ち、間も背後のスペースも空いている印象だった。もし、試合に出ていたら動きの部分でチャンスを作れたと思う」と、自身がピッチに立った際のイメージを膨らませていた。

 10月シリーズのカメルーン戦では、後半に入ってシステムを4-2-3-1から3-4-2-1に変更。そして、パナマ戦ではスタートから3-4-2-1が採用された。2つのシステムを併用することになっているが、鈴木に戸惑いはないようだ。

「ここ数年、所属していたチームで3バックのフォーメーションはやっていたので、僕は3バックでも4バックでも大丈夫。すんなり戦術に入り込める印象です」。どんなシステムが採用されようが「僕の特長がフォーメーションによって変わることはない」と話すと、「監督が求めていることをやりつつ、自分の良さを出していくことを意識したい」と続けた。

 FIFAランク27位の日本に対し、メキシコは11位。「ビッグクラブでプレーしている選手はそんなに多くないけど、力があるし、技術も高い」とメキシコの印象を語りつつ、「絶対に隙は出てくると思うので、そこをうまく突いて勝利につながるゴールを決めたい」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)

TOP