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「久保と南野はメキシコを揺るがす可能性がある」メキシコメディアが日本代表を警戒

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メキシコメディアが日本代表を警戒

 現地時間17日に行われる日本代表vsメキシコ代表の一戦を前に、メキシコメディアが日本について警戒心を示した。

 メキシコ版『MARCA』は現在の日本について特集記事を展開し「久保建英南野拓実はメキシコを大きく揺るがす可能性がある」との見出しで大きく伝えた。

「この親善試合を前に、日本はオリベル・アトムとトム・ミサキ、スティーブ・ヒュウガ(大空翼、岬太郎、日向小次郎)を招集しなかった。だが現在の日本代表チームには“スーペルカンペオネス”(偉大な選手たち)がいる。メキシコ代表としては年内最後の代表戦で、恐怖に直面しないよう注意を払う必要があるだろう」

「森保一コーチは、パナマ&メキシコとの戦いに向けて、24人の選手を招集した。それらはすべてヨーロッパでプレーしている選手。久保建英(ビジャレアル)、南野拓実(リバプール)、長友佑都酒井宏樹(マルセイユ)、柴崎岳(レガネス)などが主軸となる。とりわけ久保と南野はメキシコを揺るがす可能性があるだろう」

 久保については「彼はバルセロナのカンテラで力を示し、かつてはアンス・ファティとも攻撃ユニットを組んでいた。レアル・マドリーが買い取ったあと、レンタルでの修行を繰り返しているが、将来メレンゲ(レアル・マドリーの愛称)でプレーする可能性も十分にあり得る才能」と伝えた。

 南野に関しては「リバプールではスターターの立場ではないが、ターンオーバーではレッズの一員として機能性を発揮している。彼はパナマ戦でPKを決めたが、そのPKを誘発したことでも知られる。わずかなギャップがあれば、違いを発揮できる選手」と紹介している。

 長友を「インテルで長年過ごした彼の経験は軽視できない」、酒井を「彼はドイツとフランスのチームを渡り歩いてきた。ロンドン五輪のメキシコ戦ではピッチに立っている」と注目。柴崎についても「(2016年のFIFAクラブ・ワールドカップで)レアル・マドリーから2ゴールを奪ったという事実がある。それは簡単なことではないと、誰もが分かること。以前、プーマスはこの日本人選手を獲得するために熱心にスカウティングしていた」と、これまでの動向について詳しく触れている。

 ヨーロッパ主要リーグの有名なチームでプレーしている選手が多くいることから、メキシコメディアも日本代表選手について、要警戒と認識している模様だ。

 日本vsメキシコの一戦は日本時間18日の5時キックオフとなる。

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