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来季Jリーグは「降格4、昇格2」で実施へ! 昇格プレーオフ開催の可能性は残る

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オンライン会見に出席した原博実副理事長

 Jリーグは17日、第10回理事会を行い、来季の昇降格制度について決議した。来季のJ1・J2リーグは4チームが降格し、J2・J3リーグからは2チームが昇格する。

 Jリーグでは今季、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦の公平性が担保できない可能性があるとして、J1・J2リーグの降格制度を一時停止。一方、J2・J3リーグからは2チームずつが昇格するため、来季は例年より2チーム多いリーグ編成となることが決まっていた。

 来季を「降格4、昇格2」とすることで、2022シーズンは例年通りのチーム数で実施することが決まった。一方、昇降格チームの決定方法は協議中。ディビジョン間の入れ替え戦は採用しない見込みだが、ディビジョン内での昇格プレーオフは導入する可能性があるという。

 同日、オンライン会見に出席した原博実副理事長は「激論の中で客観的な意見をいただいた」と説明。今年3月に降格制度の見直し方針を固めて以降、さまざまな実行委員会で議論をかわし、最終的なアンケートも整理した上で、この日の理事会で社外理事の意見も踏まえて「降格4、昇格2」に落ち着いたという。

 村井満チェアマンは「J1とJ2の意向がコンフリクトすることがある。本音で言えば落ちにくいほうがいいのかもしれない。上がりにくいほうがいいのかもしれない。理事会ではそれぞれの持分を越えた全体的な視点での意見交換ができたと思う」と語った。

(取材・文 竹内達也)
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