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ガンビア戦控えるガボン、入国できず空港で一夜明かす…オーバメヤンはSNSで不満爆発

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FWピエール・エメリク・オーバメヤン

 ガボン代表のFWピエール・エメリク・オーバメヤンは、16日のガンビア代表戦を前に空港で睡眠をとらざるを得なかったことを明かした。

 12日のアフリカ・ネーションズカップ予選グループDの一戦でホームでガンビア相手に2-1の勝利を収めたガボン。そして、16日に今度は敵地でガンビアとの再戦を迎えるが、同国代表はガンビアの国際空港でトラブルに見舞われる。

 前日の15日午後11時半に現地入りしたガボンだが、新型コロナウイルス検査結果の証明書を入国管理局に提出したものの、パスポートが押収され、空港で足止めにあった模様。そして、空港から出られなくなった同チームのメンバーとスタッフはその場で一夜を明かすことに。アーセナルに所属するオーバメヤンは自身の『Instagram』に多くのメンバーが荷物を枕にして空港のフロアで睡眠をとる場面を投稿した。

 チームが直面する現状を伝えるガボン代表ストライカーは、午前2時半に「ガンビア入国をまだ待っている。僕たちは午後4時にプレーするんだ。ナイス」とのキャプション付きの画像を投稿。その2時間後には「まだ空港にいるなんて思わないでくれよ」と依然として外に出られない状況であることを訴えた。

 そしてキックオフの10時間前に当たる午前6時、政府機関の介入によりカボン一行の入国がようやく認められた様子。同選手は「ようやくバスに乗れた。ガンビア、さらなるモチベーションをありがとう」と皮肉ともとれるキャプションとともにバス車内の様子を写した画像を『Twitter』に載せた。

 オーバメヤンは続けて、リプライ欄で長年にわたり腐敗が指摘されるアフリカサッカー連盟(Caf)に向けて「このことで僕たちのモチベーションが下がるとは思わないけど、Cafがどのようにこの責任を取るのかみんなが知る必要がある。今は2020年だ。僕たちはアフリカが成長することを望んでいる」と不満をあらわにした。

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