beacon

「20歳のような精神。終わりがない選手」イブラヒモビッチにバレージ副会長も驚き

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWズラタン・イブラヒモビッチ

 ミランの名誉副会長に就任したばかりのフランコ・バレージ氏が17日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、39歳のFWズラタン・イブラヒモビッチらについて自身の見解を示した。

 現役時代、ミラン一筋でキャリアを捧げ、数多くのタイトルを獲得したバレージ氏。10月末に名誉副会長に就任したばかりのミランのレジェンドは、ステファノ・ピオリ率いるチームについて見解を示した。バレージ氏はまず、今年1月に7年半ぶりにミランに復帰したイブラヒモヴィッチに言及。昨シーズン後半からのチームの躍進をもたらした元スウェーデン代表の39歳を称えた。

「彼は信じられないほどの選手だよ。チームメートになるならばよいが、彼をマークしなければならないとなると嬉しいものではないだろうね。彼の行動、そしてチームメートへの影響力は本当に素晴らしい。精神的には20歳のように見える」

「私の時代にも彼のように強い選手はいた。(マルコ)ファン・バステンや(ルート)フリット。彼らはクオリティ、パーソナリティ、フィジカルを兼ね備えていた。イブラは彼らに匹敵する違いを作り出していると言える。終わりの見えない選手であり、引退がいつになるのか分からないほどだ。フィジカルコンディションは良く、精神的にも周囲を驚かせようとする意欲はある。いつ辞めるかは彼のみぞ知ることだ」

 続いてバレージ氏は、21歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマについてコメント。ミラン下部組織が輩出した守護神を誇りつつ、エールを送った。

「ジージョは我々が育成した真のミラニスタだ。自身の選択は冷静に行い、その決断に満足しなければならない。私は難しい時期を過ごしたこともあったが、自分の選択を後悔していない。ジージョは、自身が今、どこにいるのかをよく考えるべきだ。世界で最も勝利を収めたチームであり、彼が大好きなチームであるミランにいるということをね」

●セリエA2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP