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2人の名将から指導受けたセスク「ペップとは互いに失望しているかも。モウリーニョは友人」

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MFセスク・ファブレガスジョゼ・モウリーニョ監督

 現在モナコに所属するMFセスク・ファブレガスは、バルセロナ時代のジョゼップ・グアルディオラ監督とチェルシー時代のジョゼ・モウリーニョ監督への思いを語った。

 若くしてアーセナルで注目を集め、ヨーロッパ最高のミッドフィールダーの1人と評価されるセスクは、2011年に幼少期を過ごしたバルセロナに復帰。しかし、移籍1年目はラ・リーガ、チャンピオンズリーグのタイトルに手が届かず、チームを指揮するグアルディオラ監督は4年間のカンプ・ノウでのコーチングキャリアに幕を閉じた。

 その後、1年間を休養に充て、以降バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティで数々のタイトルを手にする同指揮官について、セスクはスペイン『CCMA』で「ペップとの失望が相互的なものか僕にはわからない。ただ、起きたことが起きた。このことについて話そうとは思わない」と修復が難しい関係であることを示唆しつつ、幼少期から憧れの選手であったことを明かした。

「(グアルディオラ監督がバルセロナを退団してからの8年間)ペップとはまったく連絡を取っていない。でも、ペップは子供のころからの僕のアイドルで、おそらく僕が4歳の時から今に至るまで、僕は彼から最も学んだと思う」

 その後、セスクは2014年にバルセロナを離れ、古巣のアーセナルではなくチェルシーに加入。そして、ジョゼ・モウリーニョ監督の下で、自身にとって初のプレミアリーグ優勝を勝ち取った。同選手はグアルディオラ監督の宿敵とも言われ、現在はトッテナムを指揮するポルトガル人指揮官についても語った。

「僕がバルサを後にしたとき、モウリーニョが僕を最も励ましてくれた。彼がチェルシーにいて僕がアーセナルにいたとき、彼がレアル・マドリーにいて僕がバルセロナにいたとき、ピッチ上で僕たちの間に問題があったと教えてくれたことがあった。そして、チームのプロジェクトについても話してくれて、自分が最大限のプレーをできる場所に行くべきと考え、自分で決断した」

「彼とはいまだに連絡を取り合っているし、彼のことを友人と思っている。僕のキャリアの難しいときに彼は本当に助けてくれた。おそらく、彼の下で過ごした時間は僕のベストシーズンの1つだったと思う」

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