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久保建英同僚DF、パスポート紛失でレアル戦招集外の危機…捜索用ハッシュタグも誕生

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MF久保建英

 エクアドル代表のDFペルビス・エストゥピニャンは18日、代表活動中にパスポートを入れた荷物を紛失し、所属先のビジャレアルに戻ることができないという危機に瀕していた。だが、ネット上に助けを求めたDFは数時間後、荷物を取り戻すことができたとソーシャルメディアで報告。無事にR・マドリー戦に臨むチームに合流できることになった。

 エストゥピニャンは今季、ビジャレアルに移籍してきた左サイドバック。主力のDFアルベルト・モレノが開幕前から長期離脱している中、DFアルフォンソ・ペドラザとともに穴を埋めている。そんな22歳は17日、コロンビアとのW杯南米予選にフル出場。チームを6-1の完勝に導き、自身も数的不利の後半アディショナルタイムに得点を挙げていた。

 ところがその後に事件は起きた。

 エストゥピニャンは試合を終えた約12時間後、自身の公式Twitter(@PervisEstupinan)にメールアドレスを添えて投稿。「昨日カラプンゴ(キト)で紛失した3つの黒いスーツケースとパスポートを取り戻すため手伝ってくれるようお願いしたい。もし見つけた方がいたらメールを送ってください」。エクアドルの首都キトでパスポートを入れた荷物一式を失くし、スペインに戻ることができなくなったという。

 代表選手によるまさかの申し出に、現地のファンも一斉に反応。この投稿は5000回以上もリツイートされ、「#LasMalasdePervis」(ペルビスの荷物)という捜索用のハッシュタグが誕生する事態にまで発展した。

 そして約8時間後、エストゥピニャンは再びTwitterに投稿。「あなたがたの助けのおかげで、なんとかスーツケースとパスポートを取り戻すことができた。神はあなたを祝福する」と報告した。アメリカ『CNN』などによると、サッカー協会の力添えもあって荷物は無事に見つかった様子。またスペインに戻る航空機にも予定どおりに乗ることができたという。

 9試合終了時点で5勝3分1敗の暫定2位に立っているビジャレアルは21日、暫定4位のレアル・マドリーとホームで対戦。上位同士の大一番で、エストゥピニャンも無事にメンバー入りすることができそうだ。

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