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60年ぶりにW杯逃したイタリアを再建!マンチーニ「唯一の解決法は…」

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 イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニが19日、ソーシャル・フットボール・サミットに出席した際に『Goal』のインタビューに応じ、代表チームについて語った。

 マンチーニは、イタリアが60年ぶりにワールドカップ出場を逃した2018年5月に代表指揮官に就任。絶望の淵にあったチームを再建し、昨年はEURO2020出場権の獲得に成功した。今シーズンはUEFAネーションズリーグにおいてファイナル4への出場を決めるなど、チームは成長を続けている。

「W杯に出場できなかったことは、みんなにとってつらいものだった。私がこのチームへやってきた時、非常に暗い雰囲気が漂っていた。唯一の解決法は、若手選手たちの成長を待つことだった。幸運なことに、イタリアでは人材が底を尽きないからね。若手選手たちを信頼すれば、のちに必ず報われることになる。我々はより多くの若手にチャンスを与え、技術面でチームを一新した。これにより新たな活力が生まれ、ファンも代表チームに再び寄り添うようになったように思う」

 新型コロナウイルスの感染拡大により、目標としていたEURO2020は1年間の延期となったが、マンチーニは前向きに捉えている。

 「今年、EUROで戦う準備はできていたが、延期により他の選手を試す機会が与えられた。(マヌエル)ロカテッリは昨シーズンにいなかったし、(ドメニコ)ベラルディも非常に素晴らしいパフォーマンスを示し始めた。それから(アレッサンドロ)バストーニも見事に適応している。招集リストを作成する際はうれしい悲鳴が上がりそうだ。私を彷彿とさせる選手?このチームにそのような選手はいないが、私よりももっと上手い選手たちがいるよ」
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