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日本で指揮したバルセロナOB、メッシの残留を予想「カタール行きを望まない限り彼は残る」

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 元バルセロナのカルレス・レシャック氏は、リオネル・メッシがカタール挑戦を望まない限りカンプ・ノウでプレーを続けると予想した。

 幼少期にバルセロナの下部組織“ラ・マシア”に加入し、2004年の17歳の時にファーストチームデビューを飾ったメッシ。以降、同クラブで10度のラ・リーガ優勝、4度のチャンピオンズリーグ制覇など数多くのタイトルを獲得し、個人としては史上最多となる6度のバロンドールに輝いた。

 現代の世界最高の選手と称賛される同選手だが、20年余りを過ごすバルセロナから今夏に最も退団に近づく。12年ぶりに無冠に終わった昨シーズン終了後、メッシは一方的に契約解除できる条項を行使するために正式な形でトランスファーリクエストを提出。しかし、クラブは違約金の支払いを求めるなど徹底抗戦すると、最終的に選手側が折れて残留が決まった。

 それでも、アルゼンチン代表FWの来夏に満了を迎える現行契約は依然として更新されておらず、契約切れまで半年となる来年1月から他クラブとの事前契約に向けた交渉が解禁される。そして、マンチェスター・シティ行きが浮上するなど来夏の退団が頻繁に報じられている。

 メッシの去就に注目が集まる中、1960年代から80年代にかけてバルセロナでプレーし、横浜フリューゲルスを指揮した経験のあるレシャック氏は、スペイン『Radio Marca』で「彼こそがバルセロナの問題を解決できる存在だ」と話し、同選手の残留を予想した。

「彼がブロファックスでやったことが適切だと私は思わないが、いつだってメッシを支持すると言わざるをえない。ただ、あの件に関して言えば、誰にも利益のないものだった。例えばカタールに行くことのように、他のレベルでのプレーを彼が望まない限り、バルセロナに残ると思う」
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