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バルサ1年目でブレイク…17歳ペドリの活躍に古巣コーチは驚きなし

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バルセロナでブレイク中の17歳MFペドリ(中央)

 バルセロナでブレイク中のU-21スペイン代表MFペドリに対し、古巣の元コーチが「時代を刻む選手の1人だ」と称賛の言葉を送った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 現在17歳のペドリはラス・パルマスの下部組織で育ち、昨年7月に16歳でプロ契約を締結。同年8月にプロデビューを果たし、2019-20シーズンはラ・リーガ2部36試合で4ゴール7アシストを記録した。そして今季、移籍金500万ユーロ(約6億2000万円)でバルセロナに加入。ここまで公式戦全10試合に出場し、2ゴールを挙げている。

 ラス・パルマス時代のコーチだったロベルト・リオス氏は、この活躍に驚きはないようだ。ペドリは大きな可能性を秘め、歴史に名を残すような選手だと太鼓判を押している。

「彼は持っているポテンシャルをすぐに見抜かれてしまう選手の1人だ。レベルの高いチームメイトに囲まれているうちに、どんどん自分を高めている。彼はとても若く、そのような選手たちの中でも、時代を刻むプレーヤーだと確信している」

「彼はとても完成された少年だよ。フィジカル的には弱いが、彼からボールを奪うのは非常に難しい。バルサでは、彼はボールをキープしてスペースを探すというビジョンを持っていて、それが完璧なんだ」

 すでにリーガ1部やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の舞台で、その言葉が大げさではないことが証明されている。リオス氏は「私は彼が目立つと確信していたし、まだ始まったばかりだ」と今後のさらなる飛躍に期待した。

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