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レアル戦に臨む久保建英にスペイン紙「ジダンを驚かせる」

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レアル戦に臨むMF久保建英

 MF久保建英の所属するビジャレアルは21日、ホームでラ・リーガ第10節のレアル・マドリー戦に臨む。所属元との対戦を迎える久保に対し、スペイン『ムンド・デポルティボ』が「日本人はレアル・マドリーでプレシーズンにも参加できなかった。そして今、彼は反対側のベンチからジダンを驚かせようとしている」と注目している。

 久保は昨年夏にFC東京からレアルへ完全移籍し、加入1年目はマジョルカに期限付き移籍。チームは2部に降格したものの、リーガ35試合の出場で4ゴールを挙げる活躍を見せた。今季もEU圏外枠の兼ね合いなどにより、ビジャレアルにレンタル移籍。ここまでリーガでの出場9試合中、スタメンは1試合にとどまっているが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では全3試合に先発出場して1ゴール3アシストを記録している。

 昨季のレアル戦はホームで行われた第9節(○1-0)で途中出場し、敵地での第31節(●0-2)は先発フル出場だった。

 同紙は久保が今夏、レアルでプレシーズンを過ごすことなくビジャレアルに渡ったことに触れ、「この土曜日(21日)の対決で、久保は失われたトレーニングセッションを取り戻し、来年に彼が(レアルの)ドレッシングルームで自分の居場所を手にできることをジダンに見せつける可能性がある」とレポートしている。

 また、それを実現させるには「ラ・リーガよりもヨーロッパリーグで活躍している若手選手の出場時間の管理について批判を受けるウナイ・エメリ監督の決断にも依存するだろう」と指摘した。

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