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ACL出場権奪還へ望み…鹿島がアウェー最終戦で3発圧勝! 仙台はFW長沢3戦連発もホーム初白星ならず

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[11.21 J1第28節 仙台1-3鹿島 ユアスタ]

 J1リーグは21日、第28節を各地で行い、鹿島アントラーズベガルタ仙台を3-1で破った。前半は多くのチャンスをつくりながらもゴールを奪えなかった鹿島だが、後半は自慢の破壊力が実を結んで3ゴールを奪取。今季残りの4試合はいずれもホームゲームという有利な状況の中、暫定4位に浮上して来季のACL出場権獲得に望みをつないだ。

 試合は鹿島が主導権を握りながらも、なかなかシュートが決まらないという展開が続いた。前半7分、FWエヴェラウドのヘディングシュートがGKヤクブ・スウォビィクのビッグセーブに遭うと、直後のDF犬飼智也のヘッドはポストに直撃。43分にもエヴェラウドのシュートはスウォビィクに止められ、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 劣勢の仙台は後半開始時、FW赤崎秀平に代えて直近2試合4得点のFW長沢駿を投入。それでも鹿島が試合を動かした。同2分、巧みなパスワークで相手を押し込み、MFレオ・シルバの斜めのスルーパスが右サイド裏に通ると、ここに抜け出したFWファン・アラーノがゴール前にクロスを供給。エヴェラウドが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 鹿島はさらに後半12分、GK沖悠哉からのロングフィードをFW上田綺世が頭でそらし、これに抜け出したエヴェラウドがトリッキーな足裏バックパスで相手のプレッシャーを回避。最後はアラーノが相手DFをかわして右足で流し込み、リードを2点に広げた。同15分にはエヴェラウドがGKと1対1を迎え、シュートはポストに弾かれたが、もはや一方的な戦況となった。

 すると後半17分、カウンターを仕掛けた鹿島はアラーノのパスにエヴェラウドが抜け出し、グラウンダーでの高速クロスが相手の最終ライン裏に通る。ここに走り込んだのは上田。ダイレクトでの右足シュートで決めて3点目を奪った。仙台は31分、DF蜂須賀孝治のクロスに長沢が頭で合わせてようやく1点を返す。だが、その後の反撃は実らず。今季のホーム初勝利は残り2試合(アウェー含めて残り5試合)に委ねられる形となった。

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