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韓国、C・ロナウド欠場でファンが「精神的苦痛」…主催者に賠償命令が下される

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昨年にKリーグ選抜との試合を欠場したFWクリスティアーノ・ロナウド

 ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドが昨年に韓国で行われた親善試合で出場しなかったことを巡る裁判で、試合を主催した会社『ザ・ファスタ』が「精神的苦痛」を受けたファンへの賠償金を命じられた。韓国『聯合ニュース』が報じている。

 ユベントスは昨年7月に韓国を訪れ、Kリーグ選抜とのプレシーズンマッチを実施した。C・ロナウドが少なくとも45分間プレーするという宣伝もあり、6万5000枚のチケットが完売したが、ポルトガル代表FWはベンチに座ったまま出場することなく3-3で試合終了。多くのファンが激怒し、主催者を訴える事態に発展していた。

 今回、この訴えを認めたソウル中央地裁は『ザ・ファスタ』に対し、「精神的苦痛」を受けた原告162人にチケット価格の50%に加えて5万ウォン(約4700円)を支払うよう命じたようだ。チケット価格は3万ウォン(約2800円)から40万ウォン(約3万7000円)とされている。

 今年2月にはソウル南部のインチョン地方裁判所が、『ザ・ファスタ』に対して2人のファンにそれぞれ37万1000ウォン(約3万5000円)を支払うよう命じていた。今回はそれに続く2回目の訴訟となった。

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