[11.22 セリエA第8節 ナポリ1-3ミラン]

　セリエAは22日に第8節を行い、ミランはナポリに3-1で勝利。FWズラタン・イブラヒモビッチが2得点を挙げ、得点ランク単独トップに躍り出た。

　またしても39歳の大ベテランが躍動。前半20分、DFテオ・エルナンデスが左サイドからアーリークロスを上げると、イブラヒモビッチはPA内の中央付近から頭で合わせる。ゴールまでの距離がある中、さらにナポリの巨躯DFカリドゥ・クリバリのマークに遭いながら、強烈なヘディングシュートはゴール右に突き刺さった。

　ナポリの攻撃はなかなか結実せず、一方ミランは1-0で折り返した後半9分に追加点。FWアンテ・レビッチがPA左から中央に浮き球パスを送ると、ファーサイドのイブラヒモビッチが右ひざに当ててゴールに押し込んだ。同14分にもゴールネットを揺らすが、惜しくも判定はオフサイド。ハットトリック達成は幻に終わった。

　ナポリは後半18分、FWドリース・メルテンスが意地の1発で1-2と点差を縮める。しかし同20分にMFティエムエ・バカヨコが2度目の警告を受けて痛恨の退場処分。勢いを取り戻したところで、ナポリは数的不利に陥ってしまう。

　一方、ミランにもアクシデント。イブラヒモビッチが後半31分に左サイドから左足でクロスを放つと、左ひざ裏を押さえてピッチ外へ。無念の負傷交代となり、代わりに18歳のFWロレンツォ・コロンボがピッチに入った。

　ミランは終了間際に、新加入FWイェンス・ハウゲが加入後初ゴールを決め、ダメ押しの3点目。そのまま試合を締め切り、3-1で勝利を収めた。勝ち点3を積み、ミランは2位サッスオーロと勝ち点2差で首位を守っている。

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