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「マンCの扉は閉まった」メッシ獲得消滅か…シティに2つの理由

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去就が注目されるFWリオネル・メッシ

 マンチェスター・シティが昨夏から噂が絶えないバルセロナFWリオネル・メッシの獲得を断念したと、スペインサッカーの専門家であるセムラ・ハンター氏が語った。『スカイスポーツ』が報じている。

 メッシは昨夏バルセロナからの移籍を画策したが、最終的には残留を決めた。2021年6月に契約が切れるため、来年1月1日になると他クラブとの移籍交渉が可能になる。当時はシティーのほか、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、インテル、レアル・マドリードなど数々のビッグクラブがメッシ獲得に関心を示した。中でも恩師のジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるシティは最有力候補に浮上していた。

 しかし、スペインサッカーに精通するセムラ・ハンター氏は、シティがメッシ獲得に対してもはや熱量がないと指摘した。『スカイスポーツニュース』に対して、「マンチェスター・シティはリオネル・メッシに入札しないと、状況をよく知る関係筋から聞いた。私が持っている情報によると、現時点でその扉は閉まっている」と語った。

「年齢と財政という2つの理由がある。年齢について言えば、彼はキャリア晩年に向かっている。過去17年間バルセロナで活躍してきたメッシとは異なるメッシを連れてくることになる。彼自身でさえ、引退という恐ろしい言葉に近づいていると言っている」

「彼の賃金は天文学的に高く、年間約1億ユーロを稼いでいるので、クラブ財政と密接に関係してくる。特に現在は新型コロナウイルスの世界的大流行の真っ只中にいるという事実を考えると、どんなクラブにとっても大きな経済的負担になる」

 一方で、シティーと新たに2年間の契約を締結したグアルディオラ監督は『BBC』を通じて、「メッシはバルセロナでキャリアを終えて欲しい。それが私が望んでいることだ。バルセロナのファンとして、レオにそこで終えてもらいたい」と語っていた。

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