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頭突きで一発退場。“100億円男”ペペの愚行に…「失望」「台無し。謝るべき」レジェンドらが苦言

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一発退場となったアーセナルFW二コラ・ペペ

 プレミアリーグで活躍したレジェンドたちが、アーセナルのコートジボワール代表FWニコラ・ペペに苦言を呈した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

 アーセナルは22日に行われたプレミアリーグ第9節でリーズと対戦。拮抗した展開の中でスコアレスのまま前半を終えると、51分にはこの試合で先発していたニコラ・ペペがボールと関係のないところで、エズジャン・アリオスキーに頭突きを敢行。その後の約40分を10人で戦うことになったアーセナルはリーズの猛攻に遭いながらも、何とかそのまま試合を終えて勝ち点1を獲得した。

 チームのプランを台無しにしたペペに関して、『スカイスポーツ』でゲスト解説を務めたアーセナルレジェンドの元スウェーデン代表MFフレドリック・ユングベリ氏は「彼は自分の成長を自ら止めてしまっている。この試合では、彼にとって活躍できるチャンスだと私はみていた。リーズはマンツーマンを採用しているから、彼は相手の左サイドバックを一対一で崩すことができるとね。この試合の主役になることもできると思っていたが、こんな終わり方をするなんて…」と嘆いた。

 また、同じく『スカイスポーツ』で解説したマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元フランス代表DFパトリス・エブラ氏は、「失望したよ。あの行動は完全にフラストレーションからきていた。ペペはアーセナルのみんなに謝るべきだろう。アーセナルにはプランがあり、彼の退場でそれが全て台無しになったのだからね」と厳しい言葉を述べている。

 ペペは2019年の夏にクラブ史上最高額となる推定7200万ポンド(約100億円)でリールからアーセナル入り。昨季はリーグ戦31試合で5ゴールと期待ほどのパフォーマンスを見せることができなかった。そして、2年目の飛躍が期待された今季も定位置を確保しきれず、ここまでのリーグ戦8試合で1ゴールにとどまっている。

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