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ACLが約9か月ぶりに再開…ゴールこじ開けられなかったFC東京、上海申花に完封負けで初黒星

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FC東京上海申花に完封負けを喫した

[11.24 ACL第3節 FC東京0-1上海申花 ドーハ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は24日、グループリーグ第3節が行われ、F組に入るFC東京上海申花(中国)と対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半27分に上海申花にPKを決められ、0-1の完封負けを喫した。次節は27日に行われ、両チームは再び対戦する。

 2月18、19日の第2節終了後、新型コロナウイルスの影響で中断されていた東地区のACLが約9か月ぶりに再開した。FC東京は初戦の蔚山現代(韓国)戦を1-1で引き分け、第2節パース・グローリー(オーストラリア)戦で1-0の勝利。勝ち点4で2位につけており、まずは上位2チームにに入って決勝トーナメント進出を目指す。なお、大会は決勝までカタールで集中開催される。

 FC東京は11月18日のJ1リーグ第32節仙台戦(△2-2)から先発3人を入れ替え、FWディエゴ・オリヴェイラ、DF小川諒也、GK波多野豪らを先発起用。一方の上海申花は11月18日にACL第1節延期分、21日に第2節延期分を消化しており、中2日でFC東京戦を迎えた。

 前半11分には左サイドからFW永井謙佑が送ったクロスをMF東慶悟が右足ボレー。同22分には右サイドからDF森重真人がゴール前に送ったボールをMF安部柊斗が落とし、走り込んだ小川が左足で狙うがゴールマウスを捉え切れず。さらに同39分には小川のクロスに飛び込んだD・オリヴェイラが体に当てたシュートがゴールを襲うも、好反応を見せたGKリー・シュアイに弾き出されてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同9分にMFレアンドロが直接FKを狙うがリー・シュアイの正面に。さらに同12分には高い位置でのボール奪取を成功させ、レアンドロが果敢にPA外から右足シュートを放つも枠上に外れてしまった。

 スコアが動かずに試合が進むと両ベンチが動き、同18分にFC東京ベンチが永井に代えてMFアダイウトンを投入。上海申花は同19分に3枚替えを行い、両チームともに交代カードを切って状況を打開しようと試みる。すると同25分、FKの流れからDF中村帆高がPA内でMFユー・ハンチャオを倒してしまい、上海申花にPKを献上。このPKをユー・ハンチャオに沈められて先制を許してしまった。

 1点のビハインドを背負ったFC東京は後半29分にDF中村拓海とDF渡辺剛をピッチへと送り込む。同33分には東が蹴り出したCKをニアサイドのDFジョアン・オマリがすらし、ゴール前でフリーになったD・オリヴェイラの元へ、しかし、ヘディングを合わせることができず、肩に当たったボールは枠上に外れた。

 その後、FC東京が押し込む時間帯が続いたが、最後まで同点ゴールは生まれず。0-1の完封負けで今大会初黒星を喫した。

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