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注射打ちながらのハット達成…優勝呼んだ川崎F家長「きょうが終わらないでくれ」

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ハットトリックを達成したFW家長昭博

[11.25 J1第29節 川崎F 5-0 G大阪 等々力]

 2年ぶり3度目のリーグ制覇を達成し、川崎フロンターレFW家長昭博は「きょうが終わらないでくれっていう感じです。それくらい嬉しい」と喜びいっぱいに語った。

 引き分け以上で優勝が決まる大一番に、J1の舞台で自身初のハットトリックを達成した。1-0で迎えた前半45分、右CKの流れから左足ボレーで突き刺すと、後半5分、後半28分にはいずれもMF三笘薫のアシストから右足でゴールネットを揺らした。

 14日の鹿島戦(△1-1)で左足首を痛め、横浜FM戦、大分戦はいずれもベンチ外。これが3試合ぶりの出場だった。試合後、鬼木監督は「実際は怪我です。足首を鹿島戦でひねって、かなり痛めていました」と明かすと、「言ってしまうと、昨日から注射を打ちながらやっている状況。彼の男気というか、そういうものに期待して使って、それに応えてくれた。背中で見せる、結果で見せる選手だと改めて敬意を払いますね」と称賛した。

「怪我して2試合に出られなくて、優勝が決まっていなかった。ガンバ戦で出てもらいたいと監督から言われたので、選手としてはうれしいですし、その期待に応えたかった」と奮い立った家長はその決意を結果で示し、「今日のために日々一生懸命やってきたし、それが報われたと思います」と力を込めた。

「17年、18年と連覇して、19年は苦しいシーズンだったし、悔しかった。2020年はもう一度チャレンジする年だと掲げて今年は始まって、コロナでいろんなことがあったシーズン。優勝を目指して一年間やってきたので、チームで働いている人、応援してくれている人の思いが報われた、忘れられない優勝になったと思います」

 川崎F一筋18年のMF中村憲剛が現役引退を表明したシーズン。4試合を残して最速Vを達成し、次の目標は天皇杯制覇。「1月1日の決勝でプレーして、トロフィーを掲げるのは特別なこと。憲剛さんとプレーできるのは限られた時間なので、みんなでもう一度優勝して、全員で笑顔で終われるシーズンにできたら」と意欲を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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