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イニエスタ躍動1G1A!リーグの不調関係なし!!神戸が広州恒大撃破で決勝T進出決定!!

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神戸が決勝トーナメント進出を決めた

[11.25 ACL第3節 広州1-3神戸]

 AFCチャンピオンズリーグのグループG第3節が行われ、ヴィッセル神戸広州恒大(中国)を3-1で下した。勝ち点を6に伸ばした神戸は、グループリーグ突破が決定した。次戦は中2日、28日に再び広州と対戦する。

 新型コロナウイルスの影響で中断していたACLだが、東地区のグループリーグはカタールで集中開催することで再開。ただ神戸が戦うグループGは、マレーシアのジョホールが渡航制限のために出場を辞退。そのため、すでに消化している試合も無効扱いとなった。

 よって、グループGは神戸、広州恒大、水原三星(韓国)の3チームで開催。上位2クラブがグループリーグを突破するため、第2節で水原を下している神戸は、この日の第3節の広州戦に勝利すれば、早々と決勝トーナメント進出を決めることになっていた。

 タレント豊富な広州は、ブラジル出身選手が多数在籍。しかしFWエウケソンやFWアロイジオが中国国籍を獲得したため、多くの外国出身選手がメンバー入り。一方の神戸は外国籍選手では規約上、DFトーマス・フェルマーレン、MFアンドレス・イニエスタ、FWドウグラスのみとなっている。

 ただ試合早々、広州は主将DFジャン・リンポンが負傷。前半10分でいきなり交代カードを切ることになる。そして同28分にアロイジオが角度のない所から打ったシュートがポストを叩くなど決めきれずにいると、落ち着いたパス回しで崩しにかかる神戸にペースが移っていく。

 すると前半終了間際の44分、DF西大伍のサイドチェンジからFW古橋亨梧がスルーすると、左サイドのイニエスタに渡る。イニエスタは縦の仕掛けからマイナスに折り返すと、古橋が右足で押し込む。神戸が誇るホットラインが開通し、神戸が1点をリードして前半を折り返す。

 ビハインドの広州は後半から3人を交代。15年ACL得点王のMFリカルド・グラルなど強力な選手をピッチに送り込む。すると後半1分のピンチはDF山川哲史がライン上で頭でかき出して難を逃れたが、同10分、左CKをクリアに行った山川のヘディングがゴール方向に飛んでしまう。カバーに入った古橋も防ぎきれずに、同点弾になってしまう。

 ただここで神戸は慌てなかった。後半20分の古橋のアーリークロスから迎えたFW藤本憲明の決定機はミスキックで決めきることが出来なかったが、同29分、藤本に代わって投入されていたFWドウグラスが裏に抜けてドリブルでエリア内に侵入。左足で流石の決定力を見せつけ、勝ち越しに成功した。

 後半37分にはCKの流れからゴールネットを揺らされたかに思えたが、オフサイド判定で命拾い。逆に同39分、ドウグラスのパスをエリア内で受けたイニエスタが、最初のシュートはDFの網にかかったが、こぼれ球を蹴り込んで勝利を決定づける。J1リーグでは5連敗と絶不調で出国することになった神戸だが、アジア王者に向け、貴重な白星をあげた。

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