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[MOM3318]前橋育英MF山田皓生(1年)_1年生チームの先発つかみ取り、同点ゴール!

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前橋育英高MF山田皓生は同点ゴールを記録した

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.22 関東Rookie League第9節 前橋育英高 3-1 桐光学園高 時之栖裾野D]

 逆転優勝の可能性を残していた前橋育英高は最終節で桐光学園高に逆転勝ち。首位・静岡学園高が勝利したため、連覇には届かなかったものの、スピーディーなパスワークを披露して白星で最終節を終えた。

 0-1の前半26分にMF山田皓生(1年=名古屋U-15出身)が同点ゴール。抜け出しを狙った味方のこぼれ球を狙っていた山田は「相手が寄せてきたところも見ながらシュートを打ち切れたので良かったです」という一撃でゴールを破った。

「失点して悪い流れだったんですけれども、ゴールを獲ってやろうという気持ちでプレーしていて、そこで同点ゴールを獲れてチームに少しは貢献できたと思うので良かった」

 山田にとってこの試合がRookie Leagueで2試合目の先発。出番を掴むために課題の守備や切り替えの部分を磨いてきたという。加えて、この日は右サイドからダイナミックな仕掛けも披露。これまでFWやトップ下でプレーしてきた山田はゴールを意識した動きで1点を決めた。

 Rookie League最終節で結果を残したが満足感はない。「自分は優勝したかったんですけれども優勝できなかったですし、他のチームに自分よりも上手い選手がたくさんいた。これから2年後とか選手権とかあるので、それまでに追い抜けるように普段から練習していきたい。点を獲ったり、ゴールをアシストできるような選手に。どんどん攻撃的な部分を見せていって、守備でもチームに貢献できるようなハードワークできる選手になりたいです」。成長を続けて、ライバルたちを超える。

(取材・文 吉田太郎)
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