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[MOM3321]桐光学園FW菅江陸斗(1年)_最終戦で1試合4発!逆転で関東Rookie League得点王に

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桐光学園高FW菅江陸斗は最終戦で1試合4発。Aリーグ得点王に。(※写真は前橋育英戦)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.22 関東Rookie League第9節 前橋商高 0-4 桐光学園高 時之栖裾野D]

 大逆転で得点王を獲得した。桐光学園高FW菅江陸斗(1年)はRookie League Aリーグ得点ランキング2位の6得点で最終日へ。この日は午後から前橋育英高、前橋商高との2連戦という体力的に厳しいスケジュールだったが、前橋育英戦で先制ゴールを決めた菅江は続く前橋商戦で4ゴールを叩き出して個人タイトルを獲得した。

「前橋育英戦で1点取れて、多分(前日まで得点ランキング首位だった)流経大柏の小西(脩斗)君と並んだと思ったので、ここでいっぱい点獲らないと得点王になれないと思ったので、しっかりと4点獲れて得点王になれたので良かったです」

 前半は前橋商の守りも堅く無得点。本人も「ヤバいと思った」と振り返る。だが、0-0の後半3分、ショートカウンターからMF野頼駿介(1年)のラストパスを受けると左足でファーサイドのゴールネットへ流し込んだ。

 この後、菅江は後半6分、10分に連続ゴールを決めてハットトリック達成。そして、30分にはボランチのMF中井丈仁(1年)から鋭い縦パスを受ける。これをしっかりと収めると、「相手のGKを見てループで流し込むことができた」。この日一番というゴールで4得点目。得点王を争うライバルの小西も最終節で2得点を挙げたが、菅江が計11得点(9試合)で得点王の座に輝いた。

 菅江は「ルーキーリーグで色々なレベルの相手でもしっかりと点を獲れたというところは自信になりました」とコメントした。先輩たちは28日に選手権神奈川県予選決勝戦。キープ力やシュート精度の高さなどを武器とするRookie League得点王は、選手権で出番を得て、活躍できるように力を磨き続ける。

(取材・文 吉田太郎)
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