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アーセナルが元宿敵MFエリクセン獲得へオファーか…1月加入のインテルで輝けず

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 アーセナルインテルに対してクリスティアン・エリクセンの獲得オファーを送ったようだ。『ESPN』が伝えた。

 今年1月の移籍市場で契約満了に近づくトッテナムから2000万ユーロ(約25億円)と報じられる移籍金でインテルに加入したエリクセン。しかし、プレミアリーグ時代に見せていたパフォーマンスは影を潜め、今シーズンの重要な試合で起用されないなど、アントニオ・コンテ監督率いるチーム内で苦戦が続く。

 現状について、デンマーク代表MFは「見ていた夢じゃない」と嘆き、来年1月の退団を否定しないコメントを残す。一方、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOは、先日に「選手たちが移籍の希望を言ってくるのであれば、彼らを引き留めるつもりはない」とクラブのスタンスを主張するなど、去就に大きな注目が集まっている。

 そんなエリクセンに対して複数のクラブが興味を持つと考えられる中、古巣トッテナムの宿敵アーセナルが獲得に関心を寄せる模様。同メディアによると、7年間を過ごしたノースロンドンのクラブが再契約を否定する中、デンマーク代表司令塔はノースロンドンの宿敵に加入することを前向きに検討するようだ。

 また、同選手の獲得には1200万ポンド(約18億円)が必要になると予想されている。この金額は新型コロナウイルスの影響により、従業員をリストラし、今夏にトーマス・パルティに高額な費用を掛けたアーセナルにとってバーゲンプライスになり得ると考えられている。

 しかし、ミケル・アルテタ監督が採用する高いインテンシティのプレッシングスタイルにエリクセンが適応できるか疑問が残る様子。実際に、クラブ最高額のサラリーを受け取る元ドイツ代表司令塔のメスト・エジルがプレミアリーグとヨーロッパリーグで登録メンバー外になっており、インテルで燻る同選手がどのような扱いを受けるかは未知数だ。

 なお、28歳の司令塔に対しては、アーセナルの他にミランやパリSG、ドルトムントなども興味を持つようだ。

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