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久保建英、EL4戦連続スタメンも失点に絡んで途中交代…ビジャレアルの決勝T進出お預け

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ビジャレアルMF久保建英

[11.26 ELグループI第4節 マッカビ・テルアビブ1-1ビジャレアル]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は26日、グループリーグ第4節を行い、MF久保建英所属のビジャレアル(スペイン)はマッカビ・テルアビブ(イスラエル)と1-1で引き分けた。久保は左ウイングで先発したが、失点に絡んで途中交代。ELでの連勝は3でストップし、グループリーグ突破決定はお預けとなった。

 国際Aマッチウィーク明けのラ・リーガ第10節レアル・マドリー戦はわずか4分間の出場時間にとどまったが、得点につながりそうな見せ場を2度もつくった久保。中4日で迎えたこの日、ELでは開幕から4試合連続の先発入りを果たし、左ウイングのポジションに入った。

 試合は立ち上がりからビジャレアルが主導権を握る中、久保は中央に絞ってボールを受けようとする姿が目立つも、なかなか良い形で攻撃に絡むことができない。それでも前半45分、ビジャレアルは引いた位置でボールを受けたFWカルロス・バッカの縦パスに対し、2列目から走り込んだMFアレックス・バヤナが落ち着いて決め、前半のうちに先制に成功した。

 ところが後半2分、ビジャレアルは空中戦で相手に押し込まれると、左サイドの自陣深くで久保が相手に剥がされたところからクロスを送られ、中央で味方がクリアできず。MFドル・ペレツが頭で落としたボールをFWアレクサンダル・ペシッチにボレーで決められ、同点となった。久保は相手のドリブルに対応できず、失点に絡んでしまった。

 攻撃で良さを見せたい久保は後半15分、ペナルティエリア内右寄りでボールを受け、ドリブルで突っ掛けようとしたところを後ろから倒されるも、PKを告げるホイッスルは鳴らされず。そして同18分、ウナイ・エメリ監督が講じた3枚替えに伴ってピッチを退いた。

 マッカビ・テルアビブは同44分、DFエンリク・サボリトが報復行為で一発退場。ビジャレアルは数的優位となったが、スコアを動かせないままタイムアップを迎えた。3勝1分で首位をキープしたものの、今節で決勝トーナメント進出を決めることはできなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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