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指揮官ガットゥーゾはナポリのレジェンドに思いを馳せる「向こうで私の妹と会えていれば」

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ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がマラドーナ氏への思いを語る

 ナポリは26日のヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第4節でリエカ(クロアチア)に2-0で勝利。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は試合後、『スカイスポーツ・イタリア』のインタビューに応え、急逝したディエゴ・マラドーナ氏への思いを語った。

 マラドーナ氏逝去を受け、ナポリ市はナポリの本拠地スタディオ・サン・パオロの名称をディエゴ・アルマンド・マラドーナに変更することを発表。レジェンドが1984年から91年まで過ごした街は、追悼ムードに包まれ、26日のELでもナポリの選手たちは入場時にマラドーナ氏の永久欠番である10番を着用。2-0で試合を制し、白星を手向けた。

 ガットゥーゾ監督はマラドーナ氏との思い出を語る。「ディエゴとはすばらしい思い出がたくさんあるんだ。数回一緒に夕食を囲んだことがある。彼は亡くなったが、並外れたレジェンドはその名を失うことはない。永遠に語り継がれる」と称えた。

「街中を車で走っても、雰囲気が全然違うんだ。ディエゴは別の惑星から来た。そして伝説として永遠に生きていくだろう。私の唯一の後悔は、ピッチで彼にタックルできなかったことだよ」

 ガットゥーゾ監督は今年6月に最愛の妹・フランチェスカさんを病で亡くしている。「彼が妹と会って、挨拶してくれていれば嬉しい」と想像を膨らまる。「できるだけ早く彼にトロフィーを捧げたいね」とチームの躍進を誓った。

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