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マラドーナ氏が「私よりはるかに優れている」「真似できない」と認めた“知られざる天才”

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25日に亡くなったディエゴ・マラドーナ

 元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏をして「私よりもはるかに優れている」と言わしめたサッカー選手がいた。アルゼンチン『エル・グラフィコ』が伝えている。

 25日にブエノスアイレス郊外の自宅で心臓発作を起こし、60歳でこの世を去ったマラドーナ氏。1986年のメキシコW杯でアルゼンチンを優勝に導き、同大会の準々決勝イングランド戦で生まれた「神の手」「5人抜き」は今も語り継がれる名場面となっている。

 スーパースターの訃報に世界中が悲しみに暮れる中、本人が生前に自分よりはるかに優れていると認めた選手がいたことを母国メディアが紹介した。

 その選手の名はマヒコ・ゴンサレスことホルヘ・アルベルト・ゴンサレス・バリジャス氏だ。

 ゴンサレス氏はエルサルバドル出身で現在62歳。「マヒコ」はスペイン語で「魔術師」を意味し、“逆エラシコ”を得意技としていた。現役時代はエルサルバドルの複数クラブやスペインのカディス、バジャドリーに所属。マラドーナ氏がバルセロナに所属していた時に同リーグでしのぎを削った。

 アルゼンチンの英雄はバルセロナを離れ、ナポリに在籍していた時に「ペレや私と同じか、それ以上に偉大な選手がもう1人いた。それは魔術師のホルヘ・ゴンサレスだ。カディスでプレーしている。天才だよ」と絶賛したという。さらに数年後、ゴンサレス氏の方が自分よりも上であると改めて語り、そのトリッキーなプレーを真似しようとしてもできなかったと明かしていたことを同メディアは伝えた。

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