beacon

ビラス・ボアス「これはスキャンダル。FIFAは寝ている」トゥヘル不在でビエルサの最優秀監督賞ノミネートに苦言

このエントリーをはてなブックマークに追加

アンドレ・ビラス・ボアス監督が選考に疑問

 マルセイユを指揮するアンドレ・ビラス・ボアス監督が、『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』の年間最優秀監督賞候補の選考に疑問を呈した。

 FIFA(国際サッカー連盟)は25日、2020年の『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』年間最優秀監督賞候補5名を発表。昨季に三冠を達成したバイエルンハンジ・フリック監督を筆頭に、リバプールでクラブ史上初となるプレミアリーグ戴冠を果たしたユルゲン・クロップ監督、セビージャでUEFAヨーロッパリーグ(EL)を制覇したフレン・ロペテギ監督、レアル・マドリーでラ・リーガを勝ち取ったジネディーヌ・ジダン監督、そしてチャンピオンシップ制覇(イングランド2部)でリーズをプレミアリーグ復帰に導いたマルセロ・ビエルサ監督の5名が選ばれた。

 一方で、パリSGでリーグアンを含む国内4タイトルに加え、CL決勝に到達したトーマス・トゥヘル監督は選出されず。ビラス・ボアス監督はノミネートに関して、「トゥヘルがトップ5にいないなんてスキャンダルだ。FIFAは寝ている。トゥヘルは4つのタイトルを獲得し、CL決勝に進んだんだぞ」と、トゥヘル監督が選ばれなかったことを疑問視。さらに、ビエルサ監督がノミネートされたことについて以下のように話した。

「ビエルサ? 彼は一流のトロフィーを獲得しなければならない。2020年におけるベスト5の監督ではなかった。これはスキャンダルだ。彼が勝ったのはチャンピオンシップだ」

 なお、ビエルサ監督の下で今季、プレミアリーグ昇格初年度を戦っているリーズは、ここまでの9試合を3勝2分4敗とし、16位に位置している。

●フランス・リーグアン2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP