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4位C大阪が横浜FCに完封勝ち! 得点後に珍しくロティーナ監督が…

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今季限りで退任するロティーナ監督

[11.29 J1第30節 C大阪1-0横浜FC ヤンマー]

 J1第30節2日目が29日に各地で開催された。4位セレッソ大阪はホームで15位横浜FCと対決し、1-0で勝利。2連勝を飾り、ACLプレーオフ出場圏内の3位名古屋とのポイント差を暫定で1に縮めた。

 C大阪は27日、今季限りでロティーナ監督が退任することを発表。そのリリース後、初のゲームとなった。対する横浜FCは試合当日の29日、下平隆宏監督が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた関係者1名と濃厚接触者の疑いがあることを公表。下平監督自身は検査で陰性判定だったが、大事をとって自主隔離となり、今節はヘッドコーチの増田功作氏が監督代行を務めた。

 前半をスコアレスで折り返した一戦は後半16分に動く。C大阪が獲得した左CKのショートコーナーから、MF片山瑛一が右足でクロスを供給。PA内中央のFWブルーノ・メンデスが頭でゴール右に押し込み、今季7得点目を挙げた。ベンチではロティーナ監督がジャンプしながら右手を突き上げてガッツポーズ。普段は冷静な指揮官が珍しく感情を爆発させた。

 追いかける横浜FCは後半22分にビッグチャンスを迎える。左サイド後方からDF小林友希が左足でクロスを送ると、相手の背後を取ったFW斉藤光毅がゴール前で胸トラップ。しかし、タッチが大きくなり、シュートを打つ前にGKキム・ジンヒョンにセーブされた。

 C大阪は相手の反撃をしのぎ、2戦連続で1-0の完封勝利。退任発表直後のロティーナ監督に白星を届けた。横浜FCは5試合ぶりの無得点で2連敗。直近3試合勝ちなし(1分2敗)となった。

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