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2位G大阪がドローに持ち込むも…鳥栖はJ1初先発の18歳FW相良がプロ初ゴール

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G大阪と鳥栖はドロー決着

[11.29 J1第30節 G大阪1-1鳥栖 パナスタ]

 ガンバ大阪は29日、J1第30節でサガン鳥栖と対戦し、1-1で引き分けた。前節川崎フロンターレの優勝を見守る形となったG大阪は2位を守ったが、2試合未勝利となった。

 鳥栖が幸先良く先制に成功した。前半11分、高い位置でプレッシャーをかけたFWレンゾ・ロペスがボールを奪取すると、縦に仕掛けたMF樋口雄太が絶妙な浮き球パスを送り、背後に抜け出したのは2種登録のFW相良竜之介。ボールにはDF高尾瑠が先に触ったが、GK東口順昭へのパスミスを相良が奪って押し込み、先制に成功。J1初先発の18歳がプロ初ゴールを記録した。

 G大阪は前半44分、右CKのチャンスにFW宇佐美貴史が右足でクロスを入れると、DF菅沼駿哉がドンピシャヘッドで合わせる決定機を迎えたが、シュートは惜しくもクロスバーを叩く。前半アディショナルタイムにも右サイド深い位置からMF福田湧矢がクロスを入れ、ニアサイドのMF倉田秋がヘッドで合わせたが、枠を捉えたシュートはGK朴一圭の好セーブに阻まれた。

 G大阪は徐々に流れを引き寄せ、試合を振り出しに戻した。後半32分、右サイド深い位置からFW渡邉千真がパスを入れると、インナーラップしたDF高尾瑠がゴールライン際からマイナス方向に戻す。ニアサイドに走り込んだFWパトリックがヒールで流し込み、試合を振り出しに戻した。

G大阪は後半35分にFW塚元大とFW唐山翔自を投入すると、鳥栖もFW豊田陽平を送り込む。後半44分にはMF矢島慎也のチャンスメイクから唐山が決定的なシュートを打ったが、GK朴の正面を突いた。互いに次の一点は奪えず、試合は1-1の引き分け。「勝ち点3を獲りたかった」と振り返った宮本恒靖監督は「厳しい3試合になると思うが、メンタルが大事だと選手には言っている。今度は勝ち切れるように」と次節を見据えた。

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