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[球蹴男児U-16]東福岡はMF下川が守備で奮闘し、ゴールも。全国で「もっと輝ける選手に」

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後半43分、東福岡高のMF下川翔世が左足で3点目のゴール

[11.29 球蹴男児U-16リーグプレーオフ 東福岡高 3-1 鹿児島城西高 大津運動公園]

「あと1点決めたらチームも楽にできるかなと思ったので、自分が前に行ってゴールを決められたので良かったです」。

 東福岡高のMF下川翔世(1年)は後半43分に試合を決定づける3点目のゴール。敵陣でインターセプトすると、ゴール前へ飛び出し、こぼれ球を拾って左足でゴールへ流し込んだ。

 下川はこの日のプレーについて、「全国の切符を獲りたいという気持ちが強くて、球際も必死に行けたのは良かったんですけれども、悔いが残ったのは前に行く意識が少なかったので、全国では前に行ける意識を持ってやりたい」と分析する。試合終盤に前へ出てゴールを奪ったが、全国大会ではその回数をもっと増やす考えだ。

 また、MF植田稔真(1年)とともに中盤の底の位置で展開力を見せた一方、ボールをより多くサイドへ散らしたり、ドリブルで運んだりできたと感じている。ブリジャール福岡から東福岡へ進学し、キックの質やドリブルもレベルアップ。それだけに、「全国ではサイドチェンジとかを増やして、もっと輝ける選手になりたい」と誓った。

 12月のルーキーリーグ全国大会では、自分の現時点の力を知ることも意識。MF香川真司やMFチアゴ・アルカンタラ(リバプール)を目標の選手に挙げる下川は、ここから少しでも成長して全国大会に臨む。

(取材・文 吉田太郎)
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