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[MOM3325]東福岡GK須田純弥(1年)_全国導くビッグセーブ!U-15代表候補合宿へ弾みの勝利

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東福岡高GK須田純弥はビッグセーブで勝利に貢献。U-15日本代表候補へ向けて弾みをつけた

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.29 球蹴男児U-16リーグプレーオフ 東福岡高 3-1 鹿児島城西高 大津運動公園]

 30日からスタートするU-15日本代表候補合宿へ向けて弾みをつけるプレーと勝利だった。東福岡高GK須田純弥(1年)はゴール前での存在感ある守護神。前半にPAからのシュートをストップしたシーンがあったほか、自信を持っているというハイボールの処理でチームの守りを安定させていた。

 後半20分にPAのこぼれ球を押し込まれる形で1失点。だが、その直後にFW田中雷(1年)がゴールを奪い返すと、37分に至近距離からのヘディングシュートを素晴らしい反応でかき出した。「次の1点は絶対にやらせないと思って、ああいうビッグセーブが出たので個人的に良かったと思います」と振り返るビッグプレー。守備範囲の広い守備でもチームの勝利と全国切符獲得に貢献した須田は仲間たちに感謝する。

「DFのみんなが頑張ってくれて、あとは自分が止めるだけだったので、そこは仲間にお礼を言いたいです」

 小倉南FCジュニアユース(福岡)出身の注目GKについて、平岡道浩コーチは「荒々しさもあるけれど、人間性も良い。謙虚さがある」と人間性を高く評価する。須田は練習からゴールを守ることにこだわって努力。そして、試合で強みを発揮することができているようだ。

 05年早生まれの須田は30日からU-15日本代表候補合宿に参加。「代表でもしっかりとリーダーシップを発揮して、ストロングポイントを見てもらえるように。(合宿メンバーは)中学生が多いんですけれども、そこでも気を抜かず自信を持ってやっていきたい」と意気込んだ。

 東福岡は昨年度まで6年連続で選手権に出場。その姿に憧れ、「自分も(全国の舞台に)絶対に立ちたい」と東福岡へ進学した。キックの部分など課題があることも確かだが、選手権制覇や将来の日本代表入りを目標に掲げるGKは貪欲に自分を高めてその目標に近づく。

(取材・文 吉田太郎)
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