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[関東]寮では“内田部屋”を使用、「成長した自信はあります」鹿島に帯同したDF常本佳吾が2か月ぶり明治大再合流

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右SBでフル出場したDF常本佳吾

[11.29 関東大学L第19節 明治大1-2順天堂大 味フィ西]

 特別指定選手に承認されて鹿島アントラーズに帯同していたDF常本佳吾(4年=横浜FMユース/鹿島内定)が、“武者修行”から明治大に帰ってきた。

 常本は9月10日に来季より入団する鹿島の特別指定選手として登録。DF内田篤人の引退や故障者が出たことで緊急招集を受け、11月3日に日産スタジアムで行った“古巣”横浜F・マリノス戦に途中出場してJリーグデビューも飾った。

 ただ「現実を突きつけられた」思いも持ったという。即戦力として期待されたが、試合出場はその1試合のみ。「大学4年間で積み上げてきたものを出そうと意気込んだんですけど、数多くタイトルを獲っているチームの層の厚さを感じました」と振り返る。

「でもこの2か月で成長した自信はあります。この2か月の経験を来季のスタートに標準を持って行けるのは自分の中では財産だと思います。プロの世界はワンチャンスをものにするのが大事で、そのワンチャンスをものにするかは自分次第。日々の練習からハイクオリティを求めていかないと、ダメだなと感じました」

 “内田の後継者”。鹿島で過ごした2か月間はクラブの寮に入ったが、内田が直前まで使っていた部屋を使わせてもらったという。割り当てられた部屋の表札には「内田篤人」と記されていた。「あまりご一緒する機会がなかったけど、プレー面ではトラップの置き方とか一回、教えてもらいました。まだまだですが、“それ”を感じられるのも鹿島に入ったからだし、そのプレッシャーを感じながら、自分の中でやっていくだけだなと思います」。

 28日の順天堂大戦は、明大に再合流して数日での試合出場となったが、右SBでフル出場。同点ゴールに絡むなど、そつのないプレーをみせた。しかしチームは敗れ、首位に勝ち点3差。2試合少ないものの、暫定2位が変わることはなかった。「プロに行く選手はプロ行くプレーを体現しないといけないし、それを自分が一番に見せないといけないことも分かっている。プロ集団と言われてもいいくらいのゲーム運びをしないといけないと思っています」。残りわずかとなった大学生活だが、集大成は必ずタイトルで飾ってみせる。

(取材・文 児玉幸洋)
●第94回関東大学L特集

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